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ガーデニング★つる薔薇雪囲い★2017.10.29

2017年10月29日(日)、珍しく穏やかな日々の続く空知地区です。予報ではこの暖かさも長続きせず、2日間の雨模様の後、寒気団の到来が予想されています。立木系5株のもみ殻雪囲いは10月27日に終わったものの、雪の到来前に厄介なつる薔薇の雪囲いとなります。

対象はサハラ’98、シンパシー、ファイルフェンブラウの3株なのですが、CL系統のシンパシーは思い切って整理(没)することにしました。没の理由は
①枝の成長が著しく早く節間が広く、且つステムが長いことから狭いフェンスに仕立てるには大きすぎで樹形が整わない。
②小さなフェンスに対し葉と花が過疎で見栄えしない。
バラ園で大仕立てした樹形に圧倒され購入したものの、小規模のフェンスには合わないようです。植え付けして1年半、大事に育ててきたのですが考えが浅はかでした。来春にはシンパシーに代わるつる薔薇を植え付けする予定です。

ファイルフェンブラウ
2016年8月末半額になった株を入手、植え付けし殆ど成長しないまま雪囲い、データではハーディネスゾーンZ4の耐寒性だったが幼木だったので枝を丸ごともみ殻で覆い雪囲いした。過保護だったが凍害が皆無だった。2017年は順調に成長し2.5mのベーサルシュート6本、数多くのサイドシュートが出た。長くなるともみ殻の雪囲いが出来ない。丸腰だと寒風にさらされ凍害が発生するので雪の下で越冬できるよう寝かせ、雪に直接触れないよう発泡PP製ゴザで覆いその上から二重にPP袋で覆うようにした。株元は断熱のため廻りのマルチングを寄せ覆うことにした。冬季を迎えるこの時期で沢山の赤くなった芽が膨らんでいる。凍害無しで春を迎えてくれることを願っている。凍害対策のし易い柔らかい枝のランブラー系は寒冷地に合った品種なのだと思う。

サハラ’98
2016年5月我が家に植えた最初の薔薇なので思い入れのある株だ。その年は株の充実のため蕾は殆どピンチした。その甲斐あって大きく成長した。幼木なので枝も柔らかく寝かせて越冬させることができた。2017年夏健全な株から沢山の花が咲いた。その姿は素晴らしく豪華でシュートも沢山出た。一番花以降、濃緑色が黄色く変色した葉になり元気が無かった。窒素飢餓と思い硫安を施したが変化は無かった。今年、枝を寝かせる雪囲い作業でベーサルシュートが2本株元から折れてしまった。この系統は枝が太く剛直だ。雪下に雪囲いすることをあきらめインナー(発泡PP製ゴザ)とアウター(肥料袋)の二重構造で地上雪囲いで寒風を凌ぐことにした。さて来春の凍害状況がどうなるやら・・・・。
剛直な枝は雪下雪囲いが出来ない。自ずと寒風雪にさらされる。成長したベイサルシュートやサイドシュートは水気の多い先端が凍害により切戻しとなり本来あるべき姿から外れチンチクリンな樹形になる運命なのかもしれない。改めて寒冷地の品種選びは慎重でなければないと思った。

<↓CL系シンパシー整理>
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2017年10月29日
<↓ファイルフェンブラウ雪囲い>
ハーデネスゾーンZ4なのですが寒さには弱いとの情報があるので、発泡ポリプロピレン(PP)製ゴザをインナー(断熱材)に、アウターにPP袋を被せることにしました
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植え付けして1年2カ月で枝長2.5mと大きく成長しました。
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枝だ良くしなる系統なので枝を低く倒すことができました。これで雪下となるので薔薇にとっては心地よい氷温越冬ができる。
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株元はこのままでは丸腰なので廻りのマルチングを被せ断熱します。
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株廻りに堆肥を投入し完了
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<↓CL系サハラ’98>枝が太く剛直です。この系統は枝を寝かせるのが大変です。
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↓枝を寝かせながら束ねる過程で太く長いベーサルシュート2本が株元から折れてしまう。(泣)
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今年は寝かせることができないので雪上雪囲いにしなければならない。さてどうしよう?
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2017年11月1日
↓右側の枝は折れる可能性があるので寝かせるのを断念し、インナーを発泡PP製ゴザ+アウターを肥料袋で覆う。(風雪に耐える?仕様)
左側の枝はインナーを発泡PP製ゴザ、アウターをPP袋で覆う。(雪の下になる前提の雪囲い)
中央の枝は左右に振り分けると折れる可能性のある剛直なベーサルシュート。PP袋で覆い添え木してフェンスに固定。(多分凍害となるだろう)
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↓断熱のため周辺のマルチングを株元に盛り上げる。周辺には腐葉土と堆肥を入れる。
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↓俯瞰。全ての雪囲いを終了。
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by gwxwy002 | 2017-10-29 09:32 | ガーデニング

アウトドア中心に趣味にまつわる出来事を!


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