トムラウシ山◆悔しい撤退◆2013.8.9-11
2013年 08月 11日
2013年8月9日(金)、雨が降り出し、全道的に下り坂の天気の中、憬れのトムラウシ登山です。今回はこぶし山岳会メンバー10名と共に、トムラウシ野営場での前後テン泊、軽装による長丁場(18㎞、12時間予定)の往復山行です。
大雪山系の奥座敷に鎮座する名峰トムラウシ山、どの方位から見ても遠くに霞み、登山者を簡単には受け入れてくれない山です。降り出した雨は全道に広がり、雨雲の動きも遅く、いつまでもだらだらと降り続く雨は拠点となる鹿追のトムラウシ野営場も同じです。雨足の弱まるのを見計らってテントの設営をするものの、降り続く雨でフィールドは水溜まりとなり野営するには不快指数MAXの状態です。が~~~!こぶし山岳会メンバーはあくまでも明るく、ポジティブなのです。怯むことなく淡々とテント設営し、立ったままの慌ただしい夕食を済ませ、常設の炊事場に移動し明日からの山行可否、スケジュールの打ち合わせの後、早々と就寝となりました。
雨は降り続き10日の朝2時30分に起床、撤退覚悟で登山することを決定しました。雨は高度を上げる度に強まりカムイ天上で撤退を決定しました。
下りはどしゃ降りの雨となり、ずぶ濡れの下山、テント撤収となってしまいました。そんな最悪のコンディションの中、テント撤収後に食べた豚スキの美味しさと団らんが心に残ります。
今回、トムラウシの山の神は我々に入山を許可してくれませんでしたが、晴天で360度の大展望に歓喜する登山も、最悪の天気で断念せざるを得ない登山でも、その楽しさは同じと教えてくれた山行でした。
トムラウシ山に「また来るよ!」と別れを告げ帰路につきました。
<山行トラックログ>赤:予定 黄:実績
<山行トラックログ3D>赤:山行予定 黄:山行実績
<テント設営>8月9日 16時37分
↑今日のお宿となるトムラウシ温泉野営場。雨足が弱くなったのを見計らってテントを設営するものの、降り続く雨でフィールドは水溜まりとなっています。お宿としての不快指数はMAXですが、こぶし山岳会はそんなことを気にもせず淡々とテント設営します。
野営場入口の電信柱にはお馴染みの”注意!クマ出没”の看板が~~~~!ここは”森のクマさん”が管理する場所なのです。
<夕食>8月9日 16時59分
↑断続的に降り続く雨の中、明日の山行に向け、立ったままの夕食!!
最悪の天気でもとても楽しいひとときです。
<打ち合わせ>8月9日 18時5分
↑雨足が強くなる中、炊事場にて山行スケジュールの打ち合わせ!!こぶし山岳会は慎重で、且つ明るく、ポジティブに打ち合わせをすすめる。
<トムラウシ短縮コース登山入口>8月10日 4時40分
↑昨日から降り続く雨の中、2時30分起床、車で短縮コースに移動し、途中撤退覚悟で山行を開始する。
<山行風景>8月10日 4時59分 トムラウシ温泉分岐に向け、緩斜面を進む!
<トムラウシ温泉分岐>8月10日 5時5分 トムラウシ温泉分岐に到着!
<山行風景>8月10日 5時43分 雨足はどんどん強くなるばかり~~~!
<カムイ天上着>8月10日 5時50分 雨足は強いまま、天気は悪化するばかりです!
↑天候回復は望み薄と判断し撤退を決定する。メンバーは様々な思いの中、ケン会長の”ナイスジャッジ”に、気持ちよく撤退に賛同する。今回、トムラウシの山の神はご機嫌斜めのようでした。
結局、2泊3日の山行を1泊2日に短縮し、10日15時30分無事帰岩となりました。
大雪山系の奥座敷に鎮座する名峰トムラウシ山、どの方位から見ても遠くに霞み、登山者を簡単には受け入れてくれない山です。降り出した雨は全道に広がり、雨雲の動きも遅く、いつまでもだらだらと降り続く雨は拠点となる鹿追のトムラウシ野営場も同じです。雨足の弱まるのを見計らってテントの設営をするものの、降り続く雨でフィールドは水溜まりとなり野営するには不快指数MAXの状態です。が~~~!こぶし山岳会メンバーはあくまでも明るく、ポジティブなのです。怯むことなく淡々とテント設営し、立ったままの慌ただしい夕食を済ませ、常設の炊事場に移動し明日からの山行可否、スケジュールの打ち合わせの後、早々と就寝となりました。
雨は降り続き10日の朝2時30分に起床、撤退覚悟で登山することを決定しました。雨は高度を上げる度に強まりカムイ天上で撤退を決定しました。
下りはどしゃ降りの雨となり、ずぶ濡れの下山、テント撤収となってしまいました。そんな最悪のコンディションの中、テント撤収後に食べた豚スキの美味しさと団らんが心に残ります。
今回、トムラウシの山の神は我々に入山を許可してくれませんでしたが、晴天で360度の大展望に歓喜する登山も、最悪の天気で断念せざるを得ない登山でも、その楽しさは同じと教えてくれた山行でした。
トムラウシ山に「また来るよ!」と別れを告げ帰路につきました。
<山行トラックログ>赤:予定 黄:実績
<山行トラックログ3D>赤:山行予定 黄:山行実績
<テント設営>8月9日 16時37分
↑今日のお宿となるトムラウシ温泉野営場。雨足が弱くなったのを見計らってテントを設営するものの、降り続く雨でフィールドは水溜まりとなっています。お宿としての不快指数はMAXですが、こぶし山岳会はそんなことを気にもせず淡々とテント設営します。
野営場入口の電信柱にはお馴染みの”注意!クマ出没”の看板が~~~~!ここは”森のクマさん”が管理する場所なのです。
<夕食>8月9日 16時59分
↑断続的に降り続く雨の中、明日の山行に向け、立ったままの夕食!!
最悪の天気でもとても楽しいひとときです。
<打ち合わせ>8月9日 18時5分
↑雨足が強くなる中、炊事場にて山行スケジュールの打ち合わせ!!こぶし山岳会は慎重で、且つ明るく、ポジティブに打ち合わせをすすめる。
<トムラウシ短縮コース登山入口>8月10日 4時40分
↑昨日から降り続く雨の中、2時30分起床、車で短縮コースに移動し、途中撤退覚悟で山行を開始する。
<山行風景>8月10日 4時59分 トムラウシ温泉分岐に向け、緩斜面を進む!
<トムラウシ温泉分岐>8月10日 5時5分 トムラウシ温泉分岐に到着!
<山行風景>8月10日 5時43分 雨足はどんどん強くなるばかり~~~!
<カムイ天上着>8月10日 5時50分 雨足は強いまま、天気は悪化するばかりです!
↑天候回復は望み薄と判断し撤退を決定する。メンバーは様々な思いの中、ケン会長の”ナイスジャッジ”に、気持ちよく撤退に賛同する。今回、トムラウシの山の神はご機嫌斜めのようでした。
結局、2泊3日の山行を1泊2日に短縮し、10日15時30分無事帰岩となりました。
by gwxwy002
| 2013-08-11 19:45
| 登山