オンネトー~阿寒富士~雌阿寒岳~野中温泉★2014.10.5
2014年 10月 07日
2014年10月5日(日)、阿寒富士と雌阿寒岳の縦走登山です。足寄に向かうバスはいつものようにワイワイガヤガヤとした雰囲気、昼食を交えた間食(要するに食べ続けている様!)をひたすら続け、今回の宿泊場所の足寄に16時に到着。
夕闇が迫る足寄の空に虹を見ながら明日の山行に思いを馳せる。バンガローにマットとシュラフを広げ豪華なベット?を完成させる。
18時、いつの間にか目の前にはお総菜が豪華に列ぶ、バス移動中の昼食と間食で満たしたお腹に義務を果たすかのように無理矢理夕食をかき込むのです。「お総菜は別腹」と言いながら目の前のご馳走を全て平らげ、20時寝床に就く。
一夜明け
早朝のオンネトーは気温数度、無風、静寂が全てを支配する。鈍った体がキュッと引き締まり、凜となる。徐々に夜が明け、霧のベールに包まれるオンネトーを象徴するあのダークなエメラルドグリーンが鮮やかさを増す。今日登る阿寒富士と雌阿寒岳のシルエットが湖面に反射し影絵を演出し、今年最高の天気を予感させる2014年10月5日(日)の素晴らしい朝です。
登山届けを記帳後、オンネトー登山口を出発。大地は数日続いた雨で潤沢に水分を蓄え、登山道の左右と上方を地衣類が苔むし、幾重にも重なり合う美しさに息の呑む。倒木更新が散見され、阿寒国立公園の豊かさを象徴する。
アッという間に森林限界を超え、阿寒富士と雌阿寒岳分岐に到着、バックパックをデポし、ザレ場の九十九折りを経て阿寒富士を目指す。頂上直下の岩から”つらら”が垂れ下がり、初冬を思わせる。
ピークはほぼ無風、晴天で360度の大展望です。西遠には雪を頂く大雪山系、白煙を噴き上げる雄阿寒岳、阿寒湖、雄阿寒岳等、千両役者の揃い踏みです。
九十九折りを下りコルから雌阿寒岳に向かう。青空に白い噴煙が映え、コバルトブルーの青沼を抱く大迫力の火口の縁を進む。緩やかな登りを大展望の景観を楽しみながら、雌阿寒岳ピークに到着する。
簡単な食事を済ませ、阿寒の雄大な景観を心に焼き付け、左方向に赤沼を見ながら噴火口を後にする。段差のある下りに膝が笑い、心地良い疲れが全身を覆う頃、目的地の野中温泉に到着しました。
入山から6時間強、都会の喧噪から離れ、澄んだ青、脈動する白い噴煙、深い緑、色鮮やかな紅葉、黒の阿寒富士に迫力の雌阿寒岳、これら全てが1つの造形となって目に飛び込む。非日常なのです!だからその景観に感動するのでしょう。
今日の山行は終わりの時を迎えたようです。非日常をリセットし、日常に戻る準備をしなければならない。岩見沢に向かうバス移動は心を日常に戻すための時間なのです。
<工程>
オンネトー登山口 6:47
阿寒富士ピーク 9:34
雄阿寒岳ピーク 10:46
野中温泉 13:07
<トラックログ>
<足寄里見が丘公園>山行前日の宿泊場所!16時30分、足寄の空に虹が架かる
<里見が丘公園キャンプ場>バンガロー
<里見が丘公園.キャンプ場>バンガロー内部、板の間に17名が雑魚寝する
<山行当日 阿寒国立公園オンネトー湖畔>気温数度、無風、幻想的な朝だ!
<オンネトー登山口>
<1>白い実
<地衣類>
<ゴゼンタチバナ>
<4合目>
<地衣類>
<森林限界(高度1100m付近)>遠くには雪を頂く大雪山系が確認できる
<赤い実>
<岩高蘭(ガンコウラン)>
<阿寒富士への取り付き>
<阿寒富士中腹、後方は雌阿寒岳>
<つらら>阿寒富士頂上直下にて
<阿寒富士ピーク>後方は雌阿寒岳
<コルから雌阿寒岳に向かう>噴気口が近い!
<青沼と噴気口>
<雌阿寒岳噴火口の迫力に息の呑む>後方は雌阿寒岳ピーク
<雌阿寒岳ピーク>
<雌阿寒岳ピークより>剣ヶ峰、雄阿寒岳、阿寒湖を望む
<赤沼と子赤沼>オレンジ色
<オンネトー>エメラルドグリーンの湖面
<8合目>
<岩の上にて>
<オンネトーをバックに>
<眼下のグリーンと紅葉が美しい>
<1955年5月の雌阿寒岳噴火の様子>野中温泉の展示写真
野中温泉の長い廊下の壁には雌阿寒岳の噴火の様子を時系列に展示してありました。
この活火山は1955年の大噴火後、小噴火を繰り返しているようです。
夕闇が迫る足寄の空に虹を見ながら明日の山行に思いを馳せる。バンガローにマットとシュラフを広げ豪華なベット?を完成させる。
18時、いつの間にか目の前にはお総菜が豪華に列ぶ、バス移動中の昼食と間食で満たしたお腹に義務を果たすかのように無理矢理夕食をかき込むのです。「お総菜は別腹」と言いながら目の前のご馳走を全て平らげ、20時寝床に就く。
一夜明け
早朝のオンネトーは気温数度、無風、静寂が全てを支配する。鈍った体がキュッと引き締まり、凜となる。徐々に夜が明け、霧のベールに包まれるオンネトーを象徴するあのダークなエメラルドグリーンが鮮やかさを増す。今日登る阿寒富士と雌阿寒岳のシルエットが湖面に反射し影絵を演出し、今年最高の天気を予感させる2014年10月5日(日)の素晴らしい朝です。
登山届けを記帳後、オンネトー登山口を出発。大地は数日続いた雨で潤沢に水分を蓄え、登山道の左右と上方を地衣類が苔むし、幾重にも重なり合う美しさに息の呑む。倒木更新が散見され、阿寒国立公園の豊かさを象徴する。
アッという間に森林限界を超え、阿寒富士と雌阿寒岳分岐に到着、バックパックをデポし、ザレ場の九十九折りを経て阿寒富士を目指す。頂上直下の岩から”つらら”が垂れ下がり、初冬を思わせる。
ピークはほぼ無風、晴天で360度の大展望です。西遠には雪を頂く大雪山系、白煙を噴き上げる雄阿寒岳、阿寒湖、雄阿寒岳等、千両役者の揃い踏みです。
九十九折りを下りコルから雌阿寒岳に向かう。青空に白い噴煙が映え、コバルトブルーの青沼を抱く大迫力の火口の縁を進む。緩やかな登りを大展望の景観を楽しみながら、雌阿寒岳ピークに到着する。
簡単な食事を済ませ、阿寒の雄大な景観を心に焼き付け、左方向に赤沼を見ながら噴火口を後にする。段差のある下りに膝が笑い、心地良い疲れが全身を覆う頃、目的地の野中温泉に到着しました。
入山から6時間強、都会の喧噪から離れ、澄んだ青、脈動する白い噴煙、深い緑、色鮮やかな紅葉、黒の阿寒富士に迫力の雌阿寒岳、これら全てが1つの造形となって目に飛び込む。非日常なのです!だからその景観に感動するのでしょう。
今日の山行は終わりの時を迎えたようです。非日常をリセットし、日常に戻る準備をしなければならない。岩見沢に向かうバス移動は心を日常に戻すための時間なのです。
<工程>
オンネトー登山口 6:47
阿寒富士ピーク 9:34
雄阿寒岳ピーク 10:46
野中温泉 13:07
<トラックログ>
<足寄里見が丘公園>山行前日の宿泊場所!16時30分、足寄の空に虹が架かる
<里見が丘公園キャンプ場>バンガロー
<里見が丘公園.キャンプ場>バンガロー内部、板の間に17名が雑魚寝する
<山行当日 阿寒国立公園オンネトー湖畔>気温数度、無風、幻想的な朝だ!
<オンネトー登山口>
<1>白い実
<地衣類>
<ゴゼンタチバナ>
<4合目>
<地衣類>
<森林限界(高度1100m付近)>遠くには雪を頂く大雪山系が確認できる
<赤い実>
<岩高蘭(ガンコウラン)>
<阿寒富士への取り付き>
<阿寒富士中腹、後方は雌阿寒岳>
<つらら>阿寒富士頂上直下にて
<阿寒富士ピーク>後方は雌阿寒岳
<コルから雌阿寒岳に向かう>噴気口が近い!
<青沼と噴気口>
<雌阿寒岳噴火口の迫力に息の呑む>後方は雌阿寒岳ピーク
<雌阿寒岳ピーク>
<雌阿寒岳ピークより>剣ヶ峰、雄阿寒岳、阿寒湖を望む
<赤沼と子赤沼>オレンジ色
<オンネトー>エメラルドグリーンの湖面
<8合目>
<岩の上にて>
<オンネトーをバックに>
<眼下のグリーンと紅葉が美しい>
<1955年5月の雌阿寒岳噴火の様子>野中温泉の展示写真
野中温泉の長い廊下の壁には雌阿寒岳の噴火の様子を時系列に展示してありました。
この活火山は1955年の大噴火後、小噴火を繰り返しているようです。
by gwxwy002
| 2014-10-07 10:48
| 登山