富良野岳1912m✮朝もやの向こうに緑の富良野岳現る✮2018.7.14
2018年 07月 15日
2018年7月14日(土)、登山日和が予想される今日、富良野岳1912mに登ってきました。
富良野への移動中、予報に反し霧雨模様となる。富良野岳の登山口も強い霧雨で心が曇る。雨具を羽織り緩やかな勾配をゆったりしたペースで進む。ベンチレートの乏しい装備はサウナスーツのようです。汗が噴き出る。
30分で安政火口に到着、相変わらずの霧雨模様。段差の大きな石段を超え比較的平坦な場所に出る。水はけは勿論悪い。泥でこなれた登山道に不快指数が急上昇する。不思議なことに、そんな悪条件でも時間がたてば不快な気持ちは消え、やがてアドレナリンが出てくるのです。
霧雨が収まり空が明るくり、薄くなった朝もやの向こうに緑鮮やかな富良野岳が垣間見える。歓声と共に、幸せ指数マックスとなる。
3時間程で富良野岳肩に出る。足元の高山植物を愛でながら3時間強でピークに立つ!朝もやの濃淡は激しいが、徐々に明るさが増し一気に視界が開ける。一斉に歓声が上がる。霧雨に濡れた鮮やかな緑が青空に映える。
強い霧雨が幸いしたのでしょうか、念願だったサンカヨウの透けた花びらを魅ることができた。感激!
寒暖湿乾の山は高山植物にとって過酷な環境です。雪解けと共に一気に咲き、瞬く間に散る。咲き乱れる姿や偶然が重なった姿を見ることは稀なことです。そんな稀なタイミングで高山植物を愛でることができました。ラッキーです。
ピークで富良野岳を肴に昼食をとり、眼下の雄大な景観を心に焼き付け無事に下山した。
<トラックログ>
標高差 622m
活動距離 9.9km
活動時間 7時間5分
スタート7:29-ゴール14:34
↓安政火口
↓雪渓
↓一瞬朝もやの向こうに富良野岳
↓サンカヨウの透けた花びら
↓コマクサ
↓エゾヒメクワガタ
↓ハクサンイチゲ
↓来た道を振り返る(富良野岳ピークを仰ぐ)
↓眼下の良野岳肩
↓自然の造形が美しい
by gwxwy002
| 2018-07-15 19:21